tense
「have lived」は現在完了時制を使っており、英語はこの時制を、過去に始まって現在まで続いている行為や状態のために特別に用意している。「I have lived here for ten years」と言うことで、その居住は10年前に始まり、今もなお続いていることを示している。
「am living」は過去の起点からの継続期間を指定せずに、現在起きている行為を表すため、「ten years」という期間を自然にはとらえきれない。「lived」(単純過去)は、居住がすでに終わり、もうそこには住んでいないことを暗示してしまい、文の後半の「and still do」と矛盾する。
現在完了は多くの他言語の学習者にとって最も厄介な時制の一つだ。過去と現在をつなぐこの時制のあり方が言語ごとに大きく異なる表現をされるためで、多くの言語では単純過去を使う場面で、英語はこのような独自の「間」の形を使うことにこだわるからだ。
Quration — Quration English