tone
ここでの本当のトーンは皮肉であり、本心からの喜びではなく苛立ちを表している。皮肉は言おうとしていることの正反対を口にすることで成り立ち、声の調子や文脈、話し手と聞き手の間の共有理解に頼りながら、「great」を額面通りではなく反語的な逆の意味として受け取るよう合図している。
本心からの喜びではない、というのも、新しい仕事に本気で喜んでいる人が「Oh, great」という平坦で気力の失せた言い方でそれを表すことはないからだ。本物の熱意は言葉遣いも話し方もこれとは違って聞こえる。単なる驚きでもない。驚きなら、繰り返しや疲労を暗示する「another」という言葉と自然には結びつかないはずだ。
皮肉は非母語話者にとって、そしてテキストベースのコミュニケーションにとっても悪名高いほど察知しづらい。声の抑揚と共有された文脈に大きく依存しているためで、これがまさに、テキストメッセージ上で皮肉がしばしば伝わらなかったり、まったく誤読されたりする理由の一部である。
Quration — Quration English