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2026年、エクアドルのアマゾンで研究者たちが夜間調査中に発見した新種のクモを記載しましたが、チームは当初これを葉の上に生えたキノコだと勘違いしていました。
エクアドルのアマゾンで新たに記載された「タチャノフスキア・ワスカ」というクモは、クモに寄生してこれを殺す「ギベルラ」という寄生菌に姿を似せて自分を隠しています。この菌の子実体の見た目にそっくりなだけでなく、その菌が普段よく育つ葉の裏側と同じ場所にじっとしていることでも似せています。この珍しい擬態はあまりに見事で、調査チームは最初、生きているクモをクモを捕食するその菌そのものだと思い込んでしまったほどです。
このクモは、ほかの昆虫やクモに見られるような枯れ葉や鳥のフンに姿を似せているわけではありません。この種に特有のきわめて珍しい戦略は、命を奪う寄生菌そのものをまねることなのです。
科学者たちは、この擬態がクモを捕食者から守っている可能性があると考えています。菌に感染して病気にかかっていそうなクモを本能的に避ける動物は、たとえ実際には健康であっても、感染しているように見えるクモも同じように避けるだろうからです。
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